ショートスティに『みっきぃ』という名前を付けた理由の一つに、私(井村)自身、街をディズニーランドにしたい!という夢があることです。
子ども達が幼かった頃に、家族で初めてディズニーランドへ行った時、当時、表情の乏しかった娘がずっと笑っていました。
それだけではなく、キャストさん達の素晴らしい対応の数々に感動し、楽しさが何倍にもなりました。
言葉のかけ方ひとつを変えるだけでも、人は幸せになります。
キャストさんの優しく心を込めての言葉がけに、幾度となく感激しました。
キャストさんは、私たちが感激する姿を見て、また嬉しそうにされます。
お互いが嬉しくて、そして、楽しくて、幸せな気持ちになる。
そんな空間にいられる幸せったら…。
ああ、それって、ディズニーランドでなくてもできるのじゃないかな?
そんな社会をつくることができれば…
そうだ!
まずは、街をディズニーランドにしよう~!
そんなことを10年以上前に思い立ちました。
ディズニーランドは、元々0歳の赤ちゃんから100歳のお年寄りまでが楽しめる公園を作ろうと思ったのが始まりと聞きます。
パークでは、障害があっても、言葉の違いや、宗教の違い、それら全て関係なく、誰もが楽しめるように配慮されていました。
そして、その配慮の仕方が特にステキだなぁ~と思えたことが、決して特別扱いするわけではなく、ゲスト一人一人の立場で見たとき、どれも平等に思えたこと。
例えば、ゲストアシスタンスカードというのがあって、列に並ぶのが難しい人は待ち時間分を列に並ばずに周辺で待っていてもよかったり、劇場型のアトラクションでは、出口近くに座席を案内してもらったりと、《その人に合わせて》サポートしてもらえます。
それは、障害のある人だけに限らず、例えば、妊婦さんや体調の悪い人など、その日のその瞬間に必要な方が申告した場合に利用できました。(悪用する方がいて、今は使えなくなったかも?です。)
今は少し変わってしまったところがあるかもしれませんが、子ども達が小さい頃に行ったパークは、キャストさん一人ひとりが、あまりマニュアルにとらわれずに出来るサポートをしてくださいました。
ショートスティみっきぃも、特定非営利活動法人も、そんな想いがベースにあります。